オラクルカードを勝手にレビューシリーズ、第6弾。
今回は、コレット・バロン・リード氏の【ウィズダムオラクルカード】を実際に使ってみた口コミをお届けします。
率直な感想を先に言ってしまうと、このカードは見た目と中身のギャップがスゴイ!
占いのように『当たる!』という感覚を体験できて、終始ドキッとさせられっぱなしのカードでした。
では、その詳細についてつづっていきますね。
見る者を魅了する繊細で美しい絵柄
ウィズダムオラクルカードは、一般的なオラクルカードより少し多めの52枚のカードで構成されています。
アートワークは全体的に淡い色彩で、非常に繊細なタッチで描かれたものが目立ちます。
この絵柄の美しさが、ウィズダムオラクルカードの大きな魅力といえるでしょう。
写真の撮り方があまり上手じゃないために、カードの絵柄の雰囲気がきちんとお伝えできていないような気がするのですが…(泣)
でも他の著者のオラクルカードとは、また一味違った美しさが際立っているんです。
カードをひとつひとつ手に取って、ゆっくり眺めてみるのもおすすめですよ。
分厚いガイドブックの内容と意味にビックリ!
ウィズダムオラクルカードは、他のオラクルカードに比べると厚めのガイドブックになっています。
カードの枚数が多いからという理由もありますが、それ以上にカードの意味についての解説がとても細かいんです。
それぞれのカードには『基本の意味』『オラクルのメッセージ』『人間関係についてのメッセージ』『成功へのメッセージ』『あなたを守るメッセージ(逆位置)』の5つの項目があり、リーディングの内容に応じて様々な解釈ができるように考えてつくられています。

ん?逆位置??
そう、すでにお気付きかもしれませんが、ウィズダムオラクルカードはタロットのように『逆位置』による解釈のしかたを取り入れているんです。
なので、シャッフルするときもタロットみたいに上下を気にせずに混ぜて使います。
ウィズダムオラクルカードとタロットとの違いは、逆位置だからといって全てが悪い意味とは限らない点です。
そこはやっぱりオラクルカード。
もし逆位置が出ても『あなたを守るメッセージ』という形で、あなたのことをきちんとサポートしてくれます。
このように様々な観点からリーディングができる点は非常に良く出来てると思いますし、初心者に対しても親切だと思います。
ウィズダムオラクルカードは、2020年2月に新装版が発売され、こちらのガイドブックのデザインと日本語訳が一新されたのだそうです。
おそらく内容までは大きく変わっていないだろうと思いますが、以前のバージョンは、翻訳が読みにくい箇所がところどころにあったので、より分かりやすくなっていることを期待します!
ウィズダムオラクルカードで1枚引きリーディング
それでは、ウィズダムオラクルカードを使ってワンオラクルリーディングをしていきます。
この記事をご覧いただいているあなたへのメッセージを受け取ってみました。
引いたカードはこちら。
2. Yin/陰 (正位置)
【基本の意味】
女性的な受容する性質・人に先手を打たせる・情報を集めて人に知らせる・すべてを理解して許す力【オラクルのメッセージ】
今は、「受け入れる」という姿勢をあえて取るべき時期です。あなたに訪れるものをゆっくり待ち、受け入れる準備をしていてください。
「陰」は夢の実現を遅らせたり、あきらめてしまうことではなく、ほしいものが自然に流れ込んでくるように、受け入れる準備をすることです。
このカードは、他人の行動を注意深く観察し、自分にどのような影響があるのかを考えるようにと伝えています。
覚えていてください。
奇跡を受け入れるためには、そのためのスペースを空けておかなくてはなりません。
人を変えようとするのではなく、自分が人に合わせるようにすれば願いは早く叶うでしょう。
こちらの解説は、旧版のガイドブックから引用したものになります。
現在販売されている新装版とは、翻訳の仕方が少し異なっているかもしれませんので、ご了承ください。
メッセージを受け取ってみた感想としては、今は大きく行動に移すタイミングというよりは、機が熟すのを待つときなのかなという印象を持ちました。
陽と陰のバランスをしっかりとれてこそ、物事をスムーズに進めていけるのかもしれません。
あなたはどう受け取りましたか?
カードをじっくり眺めながら、ご自分なりの解釈を見つけてみて下さい。
【まとめ】ウィズダムオラクルカードの総合評価
最後に、ウィズダムオラクルカードの評価をお届けします!
全体的な感想としては、恋愛やソウルメイトなどの人間関係に至るまで、どのようなテーマにも応用できる点に関しては、高く評価できると思います。
初心者向けか?と聞かれると、正直微妙なところですね。
やはり枚数が多かったり、逆位置の解釈があったりするので、その辺が難しく感じられるかもしれません。
あと、ガイドブックの翻訳のまどろっこしさがある点も個人的に少し気になりましたが、こちらについては、リニューアルした新装版の方では改善されているでしょうから問題ないかと思います。
ウィズダムオラクルカードは、他のオラクルカードとはいろんな意味で一線を画す存在でした。
基本的な意味自体に若干厳しめのメッセージを含むものもあるので、ズバッと斬り込んでくるようなイメージが先行する感じです。
見た目は優しくて穏やかそうだけど、話してみると意外とサバサバしてて、時に毒舌交じりになることも。
そんなギャップと芯の強さを感じる、良い意味での二面性を持ったカードともいえそうです。
私は未だに手探り状態でリーディングしている感じなのですが、気分が沈んでいるときにおもむろにカードを引くと、けっこうグサッとくるメッセージが降りかかってくる時があったりして、「今それ言うかぁー( ;∀;)」と、ちょっと泣きそうになります。笑
精神的ダメージが大きいときやナイーブになっているときに無闇にカードを引くのは、あまりオススメしませんが、「生ぬるいアドバイスよりも、ズバッとハッキリ言っちゃって!」なんて時には、なかなか頼りになる良い仕事をしてくれると思いますよ。
まだまだ感覚を掴みきれていないところがあるので、もっと使い込んでウィズダムさんの魅力をさらに発見していきたいですね。
以上、【ウィズダムオラクルカード】のレビューをお届けしました。
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