オラクルカードを勝手にレビューシリーズ。まだまだ続いております。
今日は、ジョン・ホランド氏の【サイキックタロットオラクルカード】を取り上げていきます。
このカードをひとことで表すなら『冷静沈着』だと思います。
クールで大人な雰囲気が漂う絵柄の数々
サイキックタロットオラクルカードは、その名前にもある通り、タロットの要素を含んだオラクルカードです。
大アルカナと小アルカナ、そしてこのカードオリジナルのチャクラカードで構成されていて、枚数は全部で65枚と、一般的なオラクルカードよりも少し多め。
その絵柄は、オラクルカードのようなキラキラでポジティブな雰囲気とはまた違うテイストになっていて、どこか静かに訴えかけてくるような感じがタロットっぽいんです。
こちらの画像のカードは比較的ポジティブな意味のカードなので、見た目も明るい印象ですが、なかにはちょっと不気味で怖いと感じてしまうようなアートワークもあります。
絵柄の好みは分かれるかもしれませんが、個人的には嫌いじゃないですね。
なにか心に惹きつけられるものがあるからかもしれません。
解説が載っているガイドブックはかなり優秀
付属のガイドブックには、基本的なカードの意味はもちろんのこと、カードの引き方や並べ方などについて丁寧に説明されています。
また、数秘術についてや色の解釈のしかた、サイキック能力に関する基礎知識なども記載されています。
22枚の大アルカナのページには、伝統的なタロットだとどれに該当するのかが書いてあるので、タロットを知らない方はより知識が深まるほか、一般的なタロットとの解釈の違いを楽しみながらリーディングすることができます。
良い意味のカードも、そうではない意味が含まれるカードも、ただこういう意味がありますという説明だけで終わるのではなく、物事の本質を知り、今後それをどのように活かしていくと良いのかを客観的な視点でアドバイスしてくれます。
そういったオラクルカードっぽい一面も、度々覗かせてくれるんですね。
タロットとオラクルの両方の顔を持つ独特な持ち味のカード
サイキックタロットオラクルカードは、まさにオラクルとタロットの融合。
今置かれている状況を冷静に読み解きつつも、最後はそっとフォローしてくれる。
一見近寄りがたい感じがするけれど実はとても人情味があって、寡黙な中にも優しさがある。
そんな魅力を秘めたオラクルカードだと思います。
私はサイキックタロットとは、何だかんだ長い付き合いになりますね。
まだオラクルカードについてよく分からなかった頃に購入したので、最初はリーディングのしかたがよく理解できなかったですし、どこかとっつきにくいなと感じていた部分もありました。
ですがゆっくり時間をかけてカードを引いていくうちに、少しずつ打ち解けてきて、今ではだいぶ心を開ける存在になってきたような気がします。
物静かな語りかけではありますが、思っていたよりも厳しさは感じないんです。
耳障りの良い言葉に少し飽きてしまったなというときに使うと、メッセージがすんなりと腑に落ちますね。
使い込むごとにインスピレーション能力が働きやすくなるので、第六感を鋭くしたり直観力を鍛えるのに適したカードだと思います。
初心者おすすめ度:★★★★
絵柄の美しさ:★★★★
ガイドブックの分かりやすさ:★★★★★
独特のオーラがあるカードなので万人受けはしづらいかもしれませんが、実は密かに人気を集めているカードでもあります。
なかなか奥深いリーディングが出来ると思いますので、気になる方はぜひお手に取ってみて下さい。
以上、【サイキックタロットオラクルカード】のレビューをお送りしました。