オラクルカードリーディングをある程度習得すると、自分だけでなく他人に対してリーディングをする機会が増えてくると思います。
家族や友人など親しい方々に「ちょっと占ってよ!」なんてお願いされること、ありませんか?
「でも私はまだオラクルカード初心者だし、他の人のことを鑑定する自信なんてない…」なんて怖気づいてしまいますよね。筆者も実際そうでした。
そこで本記事では、他人をリーディングする際のちょっとしたコツをシェアしていきたいと思います。
よろしければ最後まで読んでいってください!
意外と重要!相手のお悩みをじっくり『聞く』スキル
まず他人をリーディングする際に注力したいのは『傾聴力』を身につけることです。
傾聴力とは、お相手の心に寄り添いながら耳を傾け、じっくりと話を聞くスキル。
時には共感したり、理解を示しつつ、いま悩んでいることや、カードリーディングを通して何を知りたいのか?など、お相手が話される事柄から真意や本音を読み取っていきます。
オラクルカードリーディングでは、カードからのメッセージを読む力をつけることも大事ですが、それ以上に、カードに対する質問をいかに明確に分かりやすくできるかが重要なポイントになってきます。
そのため、相手の方のお悩みの根幹となっている要素を上手く引き出す必要があります。
悩みの元となっているものや、相手の方の置かれている状況、どんなことで迷っているのか、最終的にどうなりたいのかなど、可能な範囲でひとつひとつ丁寧に聞き出していきます。
もちろん、ヒアリングをする際は、相手のプライバシーに最大限の配慮をしなければなりませんが、なるべく沢山の情報があった方が、カードに対して明確に質問を投げかけることができるため、より詳しく正確なリーディングへと繋がります。
人に悩みを打ち明けるときって誰しもそうだと思うのですが、あれも聞いてほしい!これも聞いてほしい!という気持ちがどうしても前面に出るので、内容がとっ散らかっていて、まとまりがないことがしばしばあるんですよね。
「結局何が言いたいの?どうしたいの?」と、聞き手は余計に混乱してしまいます。
そのため、相手の方のお話をじっくりと伺いながら、要点をまとめて整理していく工程をしっかり進めていくことが大切なのです。
カードは自分で引く?相手に引いてもらう?
お相手からのお話をじっくり聞き、質問文を分かりやすくまとめることができたら、オラクルカードへ質問をしていきます。
先ほどの質問を心の中で投げかけつつ、カードをシャッフルしていきます。
このとき、明確なメッセージをもらえるよう、カードにしっかりと目的を伝えてお願いしましょう。
落ち着いたらひとつの山にまとめて、テーブルの上にカードを広げます。
ここでひとつ疑問が出てくるのが『誰がカードを引くか』ということ。
オラクルカードリーダーである自分が引くのか、それともお相手の方に選んでもらうのか。
迷うところだと思いますが、これはその時のあなたの直感に従ってください。
基本的にはリーディングを行う側がカードを引くことが多いですが、相手の方に「ご自分で引いてみますか?」と、おすすめしても構いません。
遠隔でリーディングをする場合など、相手の方がカードを選べない状況でしたら、こちらで引いて差し上げましょう。
オラクルカードは極力他人には触らせないという方針のカードリーダーさんもいらっしゃいますし、そうでない方もいらっしゃいます。
考え方は人それぞれですし、どんな方法をとっても間違いではありませんので、あなたの好きなように自由に進めていってください。
カードからのメッセージを相手に分かりやすく伝えよう
ではいよいよ、引いたカードからメッセージを受け取り、それを相手に伝えていきましょう。
ポイントは、出てきたカードのメッセージをそのまま素直に伝えること。
リーディングをする側からみると、いまいち何のことを言っているのかよく分からない…と思ったとしても、相手の方にとっては腑に落ちる内容となっていて、意外と納得して下さることが多いんですよね。
逆にこれはこういうことなんじゃないか?と、自分の考え方やこれまでの経験などから独りよがりな判断をして解釈を付け加えたり、あれこれデフォルメしたりすると、ピントがずれたリーディング結果になってしまう恐れがあります。
オラクルカードリーダーは、カードを通して高次の存在からメッセージを受信して相手に伝える、いわば『通訳』の役目を果たすのが使命。
そこに無駄な脚色は要らないのです。
オラクルカードから感じたメッセージがよく分からないときや、はっきりしないときは、追加でカードを引くなりしてアドバイスを求めましょう。
オラクルカードでのリーディングは、タロットなどとは違って、メッセージは抽象的で明確な答えが出ないこともあり、はっきりとした状況までは読み込めないことがあります。
そんな時は、
☆行動に移した場合、どのような可能性が待っているのか?
☆悩みを解決するために、どのような努力をしていくと良いのか?
☆問題や障害があるとしたら、どんなことが考えられるか?
というように、順序立てて質問をしながらリーディングを進めていくのもおすすめです。
相手が決断を迷っている場合は、例えばAを選択した場合、Bを選択した場合と、質問内容を分けてカードを引いてみると、より答えがわかりやすくなります。
相手の状況や話の内容と繋がるワードを探しながら、ピンときた内容をお話していきましょう。
オラクルカードは前向きになれるようなメッセージであることがほとんどですが、時にはちょっと厳しい内容が書いてあるカードを選んでしまうこともあります。
相手にとって良くない内容を伝えるときには、それは「気をつけてね」という意味だとフォローをしつつ、なるべく隠さずに伝えましょう。
改善点を必ず伝えて、良い方向に導くヒントを伝えることが大切です。
リーディングがひと通り終わったら、相手に感謝の気持ちと「あなたの幸せを心から願っています」と伝えると良いでしょう。
【まとめ】自分以外の人をリーディングで経験値を上げよう!
以上、自分以外の人をリーディングするコツについてまとめてきました。
リーディングをお願いしてくれる相手に共通しているのは、悩みを解決して『幸せになりたい』という思いがあること。
それを忘れないでくださいね。
オラクルカードリーディングに限らず、占いなどでアドバイスをする側には、相手を断定的に決め付けることはしてはいけないというルールがあります。
良いことならまだしも、相手にとって悪い事や残念な結果を伝えられた場合、相手の方は不安に苛まれ、前に進めなくなってしまいますよね。
それでは相手の方の為になりませんし、リーディングをするあなたにとっても本意ではないでしょう。
未来は第三者の誰かが決めるものではなく、ご自分で切り開いていくもの。
相手の方の背中を押して心からのエールを送れるようになってこそ、真のオラクルカードリーダーへと成長していけるのではないでしょうか。
他者リーディングは客観的な視点をもってリーディングができるため、人によっては、コツさえつかめばセルフリーディングよりも楽にできるようになるかもしれません。
是非この機会に、お友達や身内の方などをリーディングさせてもらいながら、スキルをどんどん磨いていって下さい!
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